モーツァルトハウスin軽井沢 訪問記
-素敵な出会いが待っていましたー
日本の軽井沢に、まさかモーツァルトハウスがあるなんて!
Mozart House in 軽井沢 http://www7b.biglobe.ne.jp/~tk-2406/top.html
2015.7.10 中軽井沢駅から車で20分、別荘地「オナーズヒル軽井沢」に出かけました。ここに、高橋貞次・喜美子御夫妻が、ご自分の別荘に開いた「Mozart House in 軽井沢」があります。
この日は、「初夏の爽やかコンサート in karuizawa」と題して、素敵なゲストのお話を交えた「オールモーツァルト・プログラム」による演奏会が催されたのです。

2001年の日本モーツァルト音楽コンクールで史上最年少優勝し、その後もサラサーテ国際コンクール・ディプロマ入賞など、数々の華やかな受賞歴に飾られた若手ヴァイオリニスト、松田理奈さんのヴァイオリン、「蓼科クロイツェル音楽祭」の主催者の一人である大須賀恵里さんのピアノで、「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調 k379」「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 k454」「ロンド ハ長調 k373」「ロンド 変ロ長調 k269」の4曲が、休みなしで奏でられました。
お話は、モーツァルト研究家でもある田辺秀樹先生(一橋大学名誉教授・ドイツ文学)。左手の方が、主の高橋貞次さんです。
お手製のポストカードには
「いつもモーツァルトが流れているお家です。一緒にモーツァルトを楽しみませんか」のタイトルのもと、次のようなメッセージが書かれています。
CDやDVDを鑑賞しながら、音楽仲間による親睦会を随時行っており、時には楽しくホームコンサートもしています。
モーツァルトの調べがいつも流れているモーツァルトハウスにどうぞお気軽にお立ち寄りください。

お宅のなかには、ご主人が描いたモーツァルトのイラストがそこかしこに飾られ、いたるとことにモーツァルの胸像などを見ることができます。
ご夫妻の知人・友人などおよそ20人が、モーツァルトの調べと、そのあとの交流の場でのおしゃべりを楽しみました。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場に150回は通ったという方、55歳で始めた20キロマラソンで長い間2時間を切って走ったという方、八ヶ岳で地元有志によるモーツァルト祭を定期的に開いている方、などなど、実に多彩・多芸な方々がいらしておりました。
左手に並んでいる方々の右端が、ご夫人の高橋喜美子さんです。
すべてはモーツァルトが結びつけた「縁(えにし)」と言える素敵な出会いの一日となりました。

最後に、田辺先生の伴奏で、オペラ歌手の川口聖加さんが、モーツァルトの「すみれ」をご披露、心豊かなモーツァルト・デイに花を添えてくれました。
折からお庭には、モーツァルトの名を冠した赤いバラが、咲き誇っておりました。
主の高橋さんの言葉をお借りすれば、「極上の時間」を味わうことができました。このような場のお仲間に加えてくださった高橋ご夫妻に、改めて厚く感謝申し上げます。
★軽井沢の「モーツァルトハウス」について詳しいことは、ご夫妻のHP
「軽井沢 モーツァルトハウスへようこそ!」
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tk-2406/top.html
をご覧ください。