番外 読者からの頼り

                        落人

1.人生いろいろ

・ライプニッツの「予定調和」は、スミス『国富論』の「見えざる手」と同じく、
最終的には神によつて救済されるというキリスト教思想の現れなのでせうか。
・「人生は橋かけ自由のアミダくじ」は面白いですね。自分で判断して行ふけど
結果はどうなるかお任せといふことでせうか。「なるやうになる」と。

3.『カンディード』は『失楽園』のパロディ?

 ・皆さんの“人生歌”で「あなた、何か人のためにやったことがありますか、云々」
の発言は私の耳にも突き刺さります。かういふ言葉が出ることがまさに「哲学サロン」のいいところですね。

5.リスボン大地震が神への呪詛を生む

 ・(p241-242)旧約の「ヨブ記」を想ひ出させます。旧約で私の好きな部分です。(でも結局は神にひれ伏してしまふのですが)。
ヴォルテールはひれ伏しませんね。

6.寛容の哲学

・いま仏教についていろいろ勉強してゐますが、つくづくキリスト教など一神教の
不寛容さが際立つばかりです。

7.ヴォルテールの「自由」、アランの「自由」

 ・「ぼくたちの庭を耕さなければなりません」は、自分のやるべきことをひたすらやれば自由が得られるのだ、といふことでせうか。

9.ヴォルテールとかけて立川談志と解く

 ・談志の「帰属論」での「『一番帰属して楽なのが、あまり頭を使わなくて済む』宗教やイデオロギーであり」は鋭い。また、落語に帰属している理由は、落語は「“みんな嘘だ”ってことをしっている」から、も面白いですね。
 彼には、「虚実」ていふ言葉で、「虚」がなぜ「実」の前に在るのかは、世の中「虚」のはうが多いからだ、とも言つてゐますね。
 ・私は七十有余年いろいろに帰属してきましたが、この歳になり、帰属してゐるのは家族・兄弟そして我が国家とその歴史・文化といふところです。
 
・「見る私」と「見られる私」は、サルトルの「まなざし」のことなのでせうか