4、原佳大レクチャー・コンサート

        -ザルツブルクへの回帰ー
        k330以降のピアノソナタに秘めたもの

原先生1

 さあ、お待ちかね、恒例の原佳大ピアノ・レクチャー・コンサートです。今回は、「k330以降のピアノソナタに秘めたもの」のタイトルで、モーツァルトのピアノ・ソナタが、1783年以降になると、故郷ザルツブルクへの回帰が見られる、との視点で、演奏を交えながらのお話をしてくれました。

 パリで母が昇天し、その後モーツァルトの作風はどのように変化していったのでしょう。そして、父の死の予感。。緩徐楽章を中心に演奏をまじえながら彼の心
の動きをさぐります。

原先生2

 このような問題意識のもとに、1783年のピアノ・ソナタハ長調k.330以後、故郷ザルツブルクへの思いを反映した作風に変わっていったこと、モーツァルトのソナタの主題がベートーベンの悲愴ソナタにほとんどそっくりとられていること、最後にモーツァルトから大きな影響を受けたシューベルトのソナタ演奏で締めくくってくれました。

 今回も、素晴らしい演奏をお聴かせできないのが残念です。